こんにちは、すずめです。
今日はビューポートに今必要なモデルだけを映す方法について解説します。

モデルを作っていると、どうしても重ねて配置したり、並べて配置しなきゃいけない!このモデルを調整したいけど別のモデルが邪魔、でも位置は変えたくない!という時がたくさんあると思います。服を調整したいけど頭が邪魔で首元がよく見えない、とか...。
そういう時に使える方法をいくつかご紹介します。
1. 表示・非表示を切り替える

非表示にしたいモデル、リグ、カーブなどのオブジェクト、またはフェースや頂点などを選んでHキー。
これで選択した部分が非表示になります。画像ではボーンを消してみました。アウトライナでは非表示にしたオブジェクトが暗く表示されています。
こちらは一体化してあるモデルの一部分なども非表示にすることができます。非表示にしたオブジェクトを選択してHを押せば再度表示できます。
2. 選択項目の分離

ビューポートで表示したいオブジェクトを選んで、矢印のアイコンをクリック。
こうすることで、ある特定のビューでのみ、オブジェクトを選択的に表示できます。
画像では、上のビューでロボットのモデルとボーンを選択しました。上の画面ではロボットしか表示されていませんが、何もしていない下のビューでは両方表示されています。
こちらは他のモデルとの兼ね合いを見つつ、ある特定のモデルを調整する、という時に使えます。
3. レイヤーを使う

「チャネルボックス/レイヤエディタ」のレイヤ機能を使って、表示・非表示を一括で管理できます。
画像ではロボットとキャラクターでそれぞれレイヤを分け、ロボットのレイヤーを非表示にしています。
レイヤー機能では多くのオブジェクトを一括で表示・非表示の管理ができるので、例えばキャラクター、小物、背景でレイヤーを作成し、背景だけまとめて非表示にするなどができます。管理するオブジェクトが多い場合は重宝する機能です!
今回は三種類の方法をご紹介しました。
用途に応じて使い分けすると、さらに作業が捗りそうですね!
本日はこの辺で失礼します。
では!