皆さんどうも、キンシコウです!
つい半月ほど前までの暑さはどこへやら、とうとう立冬。
かな~り寒くなってきて指がかじかむようになりましたが皆様同お過ごしでしょうか。
今回も、弊社から過去にリリースした作品の中から選んで
ゲームをグッと面白くする『隠し味』をコッソリご紹介。
皆さんのゲーム制作ライフに役立てば幸いです!
前回の隠し味はこちらから
第3回となる今回の作品はコチラ!
15種類以上の魅力的なコースをお気に入りのマシンで走り抜けよう!
消しゴムくんレースGP!
今回はこのゲームのメインである『障害物』の配置から
ゲームに変化をつける方法を学び取りましょう!
ちょっとした配置で大きな変化を
消しゴムくんレースGPは、配置されている障害物をよけて進むレースゲーム。
このゲームにおける障害物は、単にジャマになったりプレイヤーを落としたりするだけでなくプレイヤーのマシンのルート取りに大きく変化をもたらしているのです。
たとえば、画像のこの配置。机の上に何もないとまっすぐ進めてしまいますが
こうしてジャマなコンパスが配置されることで、進む道が3通りに増えます。
こうすることで、プレイヤーの選択肢を増やして楽しませることができるのです。
また次の画像の配置では、回転する筆箱があることでこのギミックによる押し出しが生まれ、単純に走るだけでなくギミックに弾かれることも考えて進まないといけなくなるのでより頭を使ったプレイが楽しめるようになるのです。
最後に
今回は、消しゴムくんレースGPにおける事例から、障害物の配置がもたらす変化についてご紹介しました。障害物は単にジャマなだけでなく、それゆえの変化を楽しませることができるためよく考えて配置する必要があります。
今この場所にこれが置いてあったら、プレイヤーはどんな風に進むだろう?この場所にこれが置いてあることでプレイヤーはどういう影響を受けるだろう?そういったことを考えながら配置を進めていくことで、障害物は初めてゲームのスパイスとしての役割を果たせるのです。
何気なく置いていた障害物の数々。開発の中でふと立ち止まって、置いてあるものの意味をよく考えてみましょう。あなたの中のプレイヤーは、本当にその配置で納得していますか?内なるプレイヤーに聞いてみることで、新たな発見があるかもしれませんね。
以上、キンシコウがお届けしました。